社長インタビュー
「ありがとう」の言葉で、人が育つ。 荷物ではなく、感謝を届ける醍醐味。
代表取締役社長
大葉 秀樹
氏
株式会社流通サービス
弊社事業は、大きく輸配送事業と物流事業の2つとなっております。 輸配送事業では、生協組合員様個人への宅配や物流拠点への共同配送、また店舗向けの輸配送を行っております。 物流事業では、食品・化粧品から専門機器までさまざまな商品をお預かりし、倉庫保管・流通加工・通販出荷を行っております。

Q1
まず、どのような会社なのか教えてください。
「感謝の連鎖」を生み、地域の暮らしを支える。
私たちは、食品の個人宅配や商品の保管・管理、物流センターの運営など、さまざまな物流サービスを通じて人々の暮らしを支えています。中でも事業の中心は、食品や日用品をお客様の自宅へ届ける生協の個人宅配です。約 50 年にわたってこの仕事に携わっており、生協の個人宅配を担う委託会社として全国トップシェアを誇ります。 また、2025 年からは売上 1 兆円・グループ総勢 5 万人以上の規模を誇る「ロジスティードグループ」に仲間入りしました。長年培ってきた「地域密着の親しみやすさ」に、グループの「強固な基盤と先進テクノロジー」が加わったことで、次世代の物流サービスを力強く推進しています。 組織として進化を続けながらも、根底にある想いは変わりません。私たちの仕事は、単に荷物を運ぶことだけにとどまらないのです。お客様の中には、高齢の方や子育て中の方など、買い物に行くことが難しい人もいます。そういうお客様にとっては、私たちの仕事が暮らしそのものを支えているといってもいいでしょう。また、毎週同じお客様へ商品を届ける中で、「いつもならこの時間に出てくる方が、今日は出てこない」といった普段との変化に気づくことがあります。商品を届けながら、お客様の暮らしに寄り添い、地域を見守ることも、私たちの使命なのです。 そうした仕事の先でいただけるのが、「ありがとう」という言葉です。お客様から感謝されることで、自分自身も感謝の気持ちを持つようになる。そんな「感謝の連鎖」が生まれていくことも、この仕事ならではの魅力ではないでしょうか。

Q2
どのような人が活躍していますか。
上手さより誠意。お客様に応えて自分も成長。
当社では、相手のことを考え、誠実に行動できる人が活躍しています。例えば、仕事を通して、「玄関のこの場所に商品を置いてほしい」「冷凍品はこのように置いてほしい」といった細かな要望をお客様からいただくことも少なくありません。効率だけを考えれば、商品を置いてすぐ次の家へ向かった方が、効率よく配達できるでしょう。それでも、相手が何を望んでいるのかを考え、それに応えていく。そうした一つ一つの積み重ねが信用となり、やがて信頼へと変わっていきます。 こう聞くと、お客様とうまくコミュニケーションを取れないと難しいのでは、と思う人もいるかもしれません。しかし、コミュニケーションは、上手に話すことだけではないと当社では考えています。お客様の要望をきちんと聞き、約束したことを守る。そうした行動を通して、相手に誠意を伝えることも大切なコミュニケーションの一つです。 実際、そうした社員がお客様から厚い信頼を得ています。そして、日々お客様と向き合う中で、働く人自身も少しずつ成長していきます。「次はどうすればもっと喜んでもらえるだろう」と考え、行動を重ねていく。その経験が、自分自身の成長につながっていくのです。その意味で、お客様に育てていただいているといってもいいでしょう。

Q3
高校を卒業して入社する人に、何を期待していますか。
最初からできなくていい。みんなで育てる仲間。
最初から仕事ができる必要はありません。一人一人に合わせて育てていきますので安心してください。 当社にはさまざまな経験を持つ社員がいます。中には物流とは違う業界から入社した人も多く、ほとんどの社員が未経験から仕事を覚え、成長してきました。自分自身が悩んだり、失敗したりしながら仕事を身につけてきたからこそ、新しく入る人がどこでつまずくのか、何に不安を感じるのか手に取るように分かります。そうした一人一人の経験が、当社の人を育てるノウハウとして蓄積されています。 特に新卒社員を迎えるときは、配属されるセンター全体で「どうやって育てよう」「長く働いてもらうために、どう支えていこう」と考えます。新卒社員を単なる一人の人員としてではなく、みんなで育てていく仲間として迎える。それが当社の文化です。

Q4
社長は 18 歳の頃、どのような高校生でしたか。
今を全力でやり切る。熱中の経験が未来を開く。
高校時代は、勉強よりも部活動やバンド、アルバイトに夢中になっていました。振り返ると、本当に全てやり尽くした高校生活だったと思います。 特に、部活動で取り組んだアメリカンフットボールから得たものは大きかったです。アメリカンフットボールは、全員が同じ能力を求められる競技ではありません。体が大きい人、足が速い人など、それぞれが自分の得意な部分を伸ばし、その力をつなげることで一つのチームになります。この経験から、一人一人が違っていていい、それぞれの得意なところを伸ばしながら力を合わせることが大切だと学びました。今、当社でそれぞれの得意・不得意に合わせて人を育てていることにも、どこかつながっているのかもしれません。 だからこそ、高校生の皆さんにも、今しかできないことにとことん熱中してほしいです。 勉強でも、部活動でも、音楽でも何でも構いません。「高校時代にこれだけはやった」と、自分自身で思えるものを一つでもつくってほしいと思います。何かをやり切るからこそ、次のステージへ進むことができ、そこでまた新しく夢中になれるものを見つけられるのではないでしょうか。そうした経験は、社会に出た後の自分を支える土台にもなると思います。

Q5
最後に、高校生と親御さんへメッセージをお願いします。
「ありがとう」を力に。安心の環境で共に進もう。
流通サービスには、未経験からでも安心して仕事を始められる教育体制があります。入社後は研修や OJT を通して、一人一人の理解度や成長のスピードに合わせながら、周囲の先輩たちが丁寧に仕事を教えていきます。ですので、親御さんにも安心して送り出していただきたいと思っています。 そして、当社で身につけられるのは、仕事の技術だけではありません。毎週同じお客様と接し、「ありがとう」という言葉をいただく。その経験を重ねる中で、相手のことを考えることや、誰かの役に立つことの意味を学んでいきます。 2024 年に創業 50 周年を迎え、当社では次の 50 年、そして 100 年企業を見据えて理念を刷新しました。国内トップクラスの規模を誇るロジスティードグループの強力な基盤も加わり、これまで以上に社員が安心して長く働ける土台が整っています。これまで大切にしてきた「助け合い」や「ありがとう」の文化を次の世代へつなぎながら、これから入社する若い人たちと一緒に、次の流通サービスをつくっていきたいと考えています。

他のインタビューを見る

地元から全国、そして世界へ。 技術を磨き、水を通して広がる可能性。
代表取締役社長
安田 真規
氏
水ing株式会社

空の安全を守る誇りが、あなたを成長させる 全社員の幸せと生活を、会社全体で支え続ける
代表取締役社長
加藤 達也
氏
株式会社ジェイ・エス・エス

「水が出る当たり前」を、未来へつなぐ。 社会のインフラを守り、人々の暮らしを支える仕事。
代表取締役社長
大木 秀昭
氏
月島ジェイテクノメンテサービス株式会社