社長インタビュー
小さな正義感が、社会を支える力になる 人々のいつもの安全・安心を守ることが私たちの使命
代表取締役社長
片岡 由文
氏
株式会社全日警
1.企業警備(常駐警備、巡回警備、保安警備、機械警備、公営競技場警備、催物警備等)及び身辺警備 2.貨物自動車運送事業(現金、及び有価証券並びにその他貴重品) 3.建物の保守、清掃及び建物に付設する機械、装置等の管理 4.警備用機械器具、警備システムの国内販売及び輸出入販売 5.電気通信工事、電気工事及び一般建築付帯工事の請負と保守業務 6.損害保険代理業 7.通訳業務 8.医療機器、健康機器の販売 9.不動産の賃貸及び管理に関する業務 10.コールセンター業務 11.前各号に付帯関連する一切の業務

Q1
まず、どのような会社なのか教えてください。
60 年培った人の力で、当たり前の日常を守る。
私たちは、空港や駅などの交通インフラや、商業施設をはじめ、住宅など、さまざまな場所で安全・安心を支えるセキュリティサービスを手掛けています。皆さんは今日、何人の警備員を見かけたか覚えていますか。おそらく、はっきりとは思い出せないのではないでしょうか。それだけ警備員は、皆さんの日常の中に自然に溶け込んでいます。 日本では、安心して街を歩けることや、商業施設を安全に利用できることを、多くの人が当たり前だと感じています。しかし、それは決して何もしなくても成り立っているわけではありません。日々、異常がないかを確かめ、必要なときにはすぐに対応する。その積み重ねが、「当たり前の日常」を人知れずつくっています。そして、それこそが私たちの仕事に他なりません。 現在は、センサーやシステムなど、さまざまな技術が安全を守るために活用されています。ただ、テクノロジーで異常を発見することはできても、その場の状況を見て、何を優先し、どう対応するかを判断するのは人です。当社は創業から 60 年にわたり、安全を守るための知識や経験を積み重ね、人を育ててきました。そうして培ってきた「人の力」やノウハウは、他社にも負けない私たちの強みだと考えています。

Q2
どのような人が活躍していますか。
自分の中の小さな正義感が、誰かを守る力に。
人の役に立ちたいという気持ちを持ち、周囲の状況を見ながら、その場に応じた行動ができる人です。 私たちの仕事は、ただその場に立って見守るだけではありません。求められる役割は現場によって異なります。高いセキュリティが求められる現場もあれば、商業施設のようにお客さまが心地よく過ごせるようサポートすることもあります。時には前に出て人を助け、時には目立たない場所から安全を守る。その全てが警備の仕事です。 何かが起きたときには、周囲の状況を見ながら、今どう行動するべきかを考えなければなりません。目の前で困っている人への対応を優先するのか、それとも別の対応を急ぐのか。その場で起きていることを広く捉え、優先順位を考えながら行動することが、そこにいる人たちの安全と安心につながります。 そして、そうした一つ一つの行動の前提にあるのが、「人の役に立ちたい」という気持ちです。人の役に立つというと、少し大げさだと感じる人もいるかもしれません。しかし、皆さんも子どもの頃、漫画やアニメなどのヒーローに憧れたことはありませんか。困っている人を助けたい。誰かの役に立ちたい。そんな気持ちは、誰もが心のどこかに持っているものだと思います。自分の中にある小さな正義感が、誰かの安全や安心につながっていく。それが、警備の仕事の醍醐味です。

Q3
高校を卒業して入社する人に、何を期待していますか。
「もっと知りたい」その好奇心が自分を育てる。
特別な才能はいりません。持っていてほしいのは、「どんな仕事だろう」という好奇心です。それが、全ての成長の基盤にあると思っています。 例えば部活動でも興味を持って始めた先で、「もっと上手くなりたい」と思うからこそ練習を続けられるのではないでしょうか。好きだから自分から工夫をしたり、少し負荷をかけたりしながら、一段ずつ成長していけます。アルバイトも同じです。仕事を知る中で面白さを感じたから、「もっと戦力になりたい」と頑張れたはずです。そうした経験は、社会に出てからも生きてくるでしょう。 入社してすぐに警備の仕事ができるようになる人はいません。だからこそ、私たちは一人一人をしっかり育てていきます。できることから始め、研修やシミュレーション、現場での経験を通じて、少しずつ仕事を身につけていってください。成長する速さや得意なことも人それぞれです。最初は頼りなく見えた人が、経験を重ねる中で見違えるようにしっかりしていくこともあります。そうした成長を支えるのも、「もっと知りたい」「もっとできるようになりたい」という好奇心です。

Q4
社長は 18 歳の頃、どのような高校生でしたか。
人との出会いが自分を変え、可能性を広げる。
18 歳の頃は、ごく普通の高校生でした。将来について、明確な目標や職業像があったわけではありません。もちろん当時、自分が将来社長になるとは全く考えていませんでした。 転機になったのは、社会人になってから、さまざまな業種の方と出会ったことです。異なる業界の人たちと関わり、それまで知らなかった考え方や仕事の在り方に触れる中で、自分はどう働きたいのか、何を大切にしたいのかが少しずつ見えてきました。 その意味で、一つ一つの出会いや経験が、結果として今の自分につながっています。

Q5
最後に、高校生と親御さんへメッセージをお願いします。
挑戦できる安心の環境で、自分だけの道を開こう。
今、やりたいことや、何になりたいかが決まっていない人もいるでしょう。でも、高校生の段階で、将来の道を一つに決める必要はありません。一見すると将来の仕事とは関係がないように思える経験でも、後になって思わぬところでつながることがあります。勉強でも、部活動でも、アルバイトでも、今経験していることが何の役に立つかは、そのときには分からないかもしれません。だからこそ、今から可能性を狭めず、いろいろなことに興味を持ってください。その中で得た経験が、いつか自分の進む道を見つけるきっかけになると思います。 そして、そうした経験や挑戦ができるのは、困ったときに支えてくれる親御さんや周囲の存在があるからではないでしょうか。親御さんには、できるだけ本人に経験させ、見守ってほしいという思いがあります。 私たちも会社として、若い人が安心して挑戦できる環境をつくっていきます。社会に出れば、成功することもあれば、失敗することもあるのが当たり前です。大切なのは、失敗したときに、そこから何かを学び、もう一度立ち上がることです。そうした経験を通して、自分で考え、判断する力が身についていくのではないでしょうか。その成長を、私たちも支えてまいります。

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