社長インタビュー

皆さんの「新しい目」が会社を変える。仲間と一緒に、これからの工場をつくろう。

代表取締役

今泉 淳

氏

TOPPANパッケージプロダクツ株式会社

軟包装(フィルム)および紙器などパッケージの製造・加工

TOPPANパッケージプロダクツ株式会社 代表取締役 今泉 淳

Q1

まず、どのような会社なのか教えてください。

身近なパッケージで、暮らしと社会を支える。

私たちは、TOPPANグループのパッケージ事業の製造部門を担う会社です。TOPPANが培ってきた印刷技術を生かし、食品や飲料、日用品、医療・医薬品など、暮らしに欠かせないさまざまなパッケージをつくっています。 全国に11の工場があり、高校を卒業して入社する皆さんは、まず工場でものづくりの現場に立ちます。機械の操作を覚え、仲間と協力して製品をつくっていきます。そこでつくられるのは、実はとても身近なものばかり。コンビニのお菓子の袋やレトルト食品、シャンプーなど、皆さんが普段手にするものもたくさんあります。 私もスーパーに行くと、パッケージを見て「これはうちだな」と分かることがあります。入社して何年たっても、自分たちが携わったものが店頭に並んでいるのを見るとうれしいものです。 今、パッケージには、中身を包むだけではない役割が求められています。プラスチック使用量やCO₂排出量を減らす、リサイクルしやすくする、食品を長持ちさせて食品ロスを減らす。こうした社会課題に、パッケージの技術で応えていくことも私たちの仕事です。

Q2

どのような人が活躍していますか。

周りから吸収し、仲間と仕事を良くしていける人。

活躍しているのは、周りの人と関わりながら、一つずつ仕事を吸収していける人です。分からないことはそのままにせず先輩に聞く。困ったら一人で抱え込まず相談する。最初はそうやって周りの力を借りながら、仕事を覚えていけばいいんです。 入社後は、機械を操作する機長を補佐する仕事から始まり、早ければ2年目から機長を任されることもあります。仕事が分かってくると、自分の持ち場だけでなく、もっと安全に作業できないか、もっと効率よくつくれないかと、周りにも目が向くようになります。仲間と一緒に、より良い仕事のやり方を考えられる人はやはり強いですね。 全国11工場の交流も盛んで、1週間ほど別の工場で働く「ショートローテーション」もあります。違う工場へ行けば、自分たちとは違うやり方が見つかる。それを持ち帰って、自分の職場でも試してみる。うちの会社は、社員が「これをやりたい」と言ったとき、頭ごなしにダメとは言わない会社です。周りから学びながら、自分でも考え、やってみる。そんな姿勢を応援しています。

Q3

高校を卒業して入社する人に、何を期待していますか。

皆さんの「新しい目」が、会社を変える力になる。

皆さんには、18歳の今だからこそ持てる、新しい目をそのまま持ってきてほしいです。 同じ工場で長く働いていると、毎日見ているものが、だんだん「風景」になってしまいます。少しくらい不便でも、昔からこのやり方だからと疑問を持たなくなる。本当はもっと良くできることが目の前にあっても、私たちには見えにくくなることがあるんです。 でも、社会に初めて出る18歳の皆さんには、まだそれが当たり前ではありません。「なぜこうするんだろう」「こうしたほうがいいのでは」と感じられる。その新しい目は、長く働いてきた私たちにはないものです。 だから、私たちは若い社員の意見を大切にしています。仕事を覚えるうちに、やってみたいことや、自分に向いていそうな仕事が見つかったら、それも聞かせてほしい。会社が皆さんを育てるだけではなく、皆さんの気づきによって会社も変わっていく。そんな新しい風を期待しています。

Q4

社長は 18 歳の頃、どのような高校生でしたか。

思いがけない経験が、新しい道を開いてくれた。

高校時代の私は帰宅部で、ごく普通の高校生でした。18歳の頃には将来やりたい仕事が決まっていたわけではなく、就職について真剣に考え始めたのも非常に遅かったです。 証券会社に勤めていた父の影響で、家には会社四季報がありました。それを眺めていたとき、「凸版印刷」という社名の「凸」の字が印象に残ったんです。ちょうど学校にも求人があり、会社の規模や福利厚生、地元の栃木から群馬工場が近かったことなどもあって入社しました。 そこから約20年間、工場で働き、工場長も経験しました。私は工場が好きだったんです。いろいろな人と関わりながら、一緒にものをつくる。その仕事が好きで、ずっと工場で働きたいと思っていました。 だから、本社への異動が決まったときは、正直「工場から出された」という気持ちもありました。ところが、本社で営業担当と一緒にお客様の新商品づくりに携わった経験が、その後のキャリアの転機になりました。 今も、本人の希望に応じて別の工場や本社などへ挑戦する道があります。新しい経験を重ねることで、それまで見えていなかった道が開けることがある。私自身がそうでした。

Q5

最後に、高校生と親御さんへメッセージをお願いします。

これから社会人になる皆さんを安全第一で迎えます。

高校を卒業して初めて社会に出るお子さんを送り出す親御さんにとって、安全に、健康に、長く働けるかは大きな心配だと思います。製造業は機械を扱う仕事です。だからこそ「安全、品質、生産」の順に、何より安全を優先して仕事をしています。 もちろん、安全で働きやすい職場づくりに終わりはありません。重いものを持つ仕事や立ち仕事、まだアナログな作業も残っています。そうした負担を減らす設備を導入したり、DXを進めたりと、常に働きやすい職場にアップデートし続けています。 そんな工場をつくっていくのは、そこで働いていただく皆さん。入社したときは先輩に支えてもらいながら仕事を覚え、いつかは自分が新しく入ってきた人を支える側になる。そうやって人から人へ仕事をつなぎながら、一緒にこれからの工場をつくっていってほしい。これから社会人になる皆さんを、私たちはその新しい仲間として迎えたいと思っています。

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